スタッフ同士のうまい組み合わせを作るために、有料の適性検査サービス『スカウター』をやってみた
こんにちは、山形県酒田市のニゴロデザインの高橋です。
もうすぐイラストのスタッフも増えることなので、なるべく早く、仕事をよい状態で回せるようにしたいです。
こないだのブログに書いたんですが、スタッフの適性検査の必要性を感じています。
適性検査をやろうと思った理由
仕事を楽しく長く続けてもらうためには、その人にあった仕事をやってもらわなければなりません。
価値観に合わない仕事を、合わない方法でやってもらえば、ストレスがたまり、体調をこわしたり、辞めてしまったりします。
どんなことに価値を感じて、どんなことが負担になるのか?
その人の性格や考え方を知る必要があります。
人が判断することの限界
スタッフと仲良くなって、よく話すようになれば、考え方はある程度分かってくるかもしれません。
でも、性格まではなかなか分からないものです。
我慢強くて、協調性のある人であれば、いやな仕事でも、楽しそうに振る舞って仕事できますよね。
「○○さんは、大変な仕事でも楽しくやってくれるね!」
と上司や事業主が喜んでいても、実際には負担が積み重なっている・・・
そして突然辞めてしまう、なんてことがおこります。
そういう出来事を少しでも防ぎたいと思って、客観的な性格診断サービスを探していました。
適性検査「スカウター」をやってみた
ネットをみていたところ、クラウドで簡単にできる、スカウターというサービスをみつけました。
一人800円から使えますので、さっそく申込みをして使ってみました。
スカウターを使うと、150の質問に答えるだけで、いろいろと診断してくれます。
- 性格の傾向
- 意欲の傾向
- 思考力の傾向
- ストレス耐性
- 価値観の傾向
- ネガティブ傾向
- 職務適性
- 戦闘力(笑)
- 虚偽回答の傾向
- 人物像や人材活用のコメント
とりあえず、試験的に自分の性格を調べてみました。
どんなかたちで評価が出るのか、興味がある人はこの先も読んでください。
性格の傾向
まずは、無意識の行動にあらわれやすい性格の特徴です。
わりと平均的なところに収まってますが、自分が思っているより、自分は行動的のようです。
自信過剰っていうのは、ちょっと当たってる気がします。
柔軟・協調的・気さく(おおざっぱ)というあたりも、周りから言われることが多いので合ってますね。
行動してから、後で後悔することが多いのも、慎重さが欠けてるからかもしれません。
意欲の傾向
次が、活動したい!っていう意欲の傾向について。
人を採用するときに、とても参考になるポイントですね。
これは自分でも驚いたのですが、ほとんどが平均以下。
「え、こんなに意欲がないの?自分・・・」
という感じです。
自分の意思で決めたことをに取り組む、自律欲求は、特に低いようです。
自律欲求は、自分の欲を抑えて、規律を守る生活がしたいという意味もあるようで、我慢が苦手っていう傾向なのかもしれません。
ダイエットも続かないですし。
思考力の傾向
高い方が良いという、思考力です。
直感で判断し、計画性がないようです。
サラリーマンを辞めて、フリーになったときも無計画でしたし、法人化したときも、たいした計画はありませんでした。
今もざっくりとした予測で会社を経営しているので、わりとその場しのぎなところもあるんですよね。
まあ、それでなんとかなってるのは、周りでサポートしてくれる人たちのおかげですね。
そのために平均以上の共感力があるのかもしれません。
ストレス耐性
いわずもがな、ストレスについてのタフさです。
まあ、平均的ですかね。
この結果が低いスタッフには、ストレスがたまっていないか、こまめなフォローが特に必要なんでしょうね。
価値観の傾向
自分でもウケてしまったのが価値観の傾向です。
価値観の傾向は、働くことのなかでも重きをおく部分です。
公共の利益に価値を感じない、自分の成長に価値を感じない、お金を稼ぐことに価値を感じない、生活の安定に価値を感じない。
人並みに価値を感じるのは、娯楽的な面白さ・・・という結果でした。
「面白ければ、あまり儲からなくてもかまわない」
っていう思いは常にどこか持っているので、それが表れたかたちだと思います。
「あまり儲からなくてもいいから、せめて面白くあってくれ」
っていう考えも持っていますが。
ネガティブ傾向
働く中でマイナスに働くのはどういう部分か?っていう診断。
要注意まで達しているのは、気分傾向。
自分は気分がのる・のらないで、仕事に影響が出やすいみたいです。
法を犯したりする可能性は低いみたいで安心しました。
職務適性
そして、どんな仕事に向いているか?の適性判断。
自分が思っているより、人と会うのが合っていると出ました。
あと、企画力や想像力が求められる仕事が好きなので、そのあたりの適性があると評価されて良かったです。
ただ、反復・継続的な職務や、注意深さが求められる職務は向いていないようです。
そのあたりは妻にサポートしてもらおうと思います。
戦闘力、虚偽回答の傾向
あまりよくわからないのが、戦闘力という項目でした。
主要な資質要素を掛け合わせた総合力を測定し、ビジネスにおける戦闘力の高さを表すそうです。
戦闘力が高いと、ビジネスで頼もしい存在になりますが、人との衝突を起こす場合もあるそうなので、一概に高ければいいとはいえないみたいですね。
自分の戦闘力は平均よりちょっと下でした。
虚偽回答はゼロということは、この検査で一貫性のある回答したということでしょう。
人物像や人材活用のコメント
最後に、ざっくりとした総評が出てきます。
結果の数値をもとにして出てきた自動生成の文章ですね。
まとめ
この適性検査をやってみて思ったのは、組織は人が大事だということはもちろんですが、人と人との組み合わせも大事だということです。
ミスがなくて反復業務が得意な優秀な人でも、人とのコミュニケーションがストレス要因になる人なら、その人に業務の窓口はやらせないほうがいいです。
顧客との窓口は、計画性があって協調的な人にやってもらい、お互いの良いところを生かしあう関係で組んでもらう。
以前仕事をしていたプロジェクトには、天才的なプロデュース力を持ってる人がいたんですが、スケジュールや予定の管理にはアバウトでした。
会議の予定がずれることもしばしば。
でも、その人に予定を管理したり、電話の取り次ぎをしてくれる秘書の方をつけたところ、全体がうまく回り始めたことを思い出しました。
自分の立場では、そういった部分が調整できるので、適性検査の結果も参考にスタッフと話し合いをしながら、いい組み合わせを見つけていきたいと思います。
「自社のスタッフの組み合わせを見直したいな」
と思ったら、スカウターのような適性検査をやってみるのもいいと思いますよ。